名古屋市緑区のクワガタ採集スポット3か所|立入ルールと夜間対策もあわせて

クワガタ採集は、採り方より場所をどう選ぶかで迷う人のほうが多いと思います。夏休み前後の週末に検索してみたものの、「どこへ行けばいいのか」「夜じゃないとダメなのか」で止まってしまう。その気持ち、よく分かります。

『ミドリノワ』で緑区エリアを担当しているライターのミキオです。整体院を運営しながら緑区に住んでいて、子どもと一緒に動ける場所かどうかは、自分も気になるほうです。今回は、緑区周辺で実際に行きやすい場所を3か所と、場所選びのマナー・安全面を順番に整理します。

採集の細かいテクニックより、行く前に確認しておきたいことを先に見ていきます。

目次

緑区周辺で採集先を考える時期の目安

クワガタが活動を始めるのは、名古屋周辺だと6月下旬から7月にかけてが多いです。カブトムシより少し早く動き出す種類もあります。

7月の連休や夏休み序盤が、子どもと一緒に出かけやすいタイミング。9月に入ると数がぐっと減るので、8月中が実質的なメインになります。

緑区周辺で行きやすい自然環境3か所

実際に候補を探すとき、わたしがまず気にするのは「駐車場があるかどうか」です。夜に子どもを連れて動くなら、車で直接行けることが最低条件になります。

県営大高緑地

名古屋市緑区大高町字高山1-1/入園無料/駐車場1,682台(7時〜19時)

大将ケ根市民緑地

名古屋市緑区大将ケ根1丁目319/入場無料/名鉄中京競馬場前駅から徒歩約8分

農業文化園・戸田川緑地

名古屋市港区春田野2丁目3204/入場無料/クワガタ採集イベントあり(要申込)

県営大高緑地は緑区内最大規模の公園で、雑木林に近い環境が一部あります。駐車場が大きく、名鉄左京山駅からも徒歩5分。管理事務所(052-622-2281)へ問い合わせると夜間の立入可否も確認できます。公式サイトはaichi-koen.com/odaka/です。

大将ケ根市民緑地は名古屋市第一号の市民緑地として開かれた場所で、約11,000㎡の里山環境があります。コクワガタの目撃情報もある場所ですが、専用駐車場がないため車の場合は周辺のコインパーキングを事前に確認しておくと動きやすいです。

農業文化園・戸田川緑地は緑区から車で20分ほどの港区にあります。毎年夏に「戸田川緑地のクワガタを調査」という親子向けイベント(参加費2,000円、定員10組)が開かれています。公式サイトはbunkaen-todagawa.jpで確認できます。

公園で探すときに見ておきたい掲示

名古屋市の公園では、昆虫の大量採集は控えるよう公式に案内が出ています。自分で飼える数にとどめる、放してあげる配慮をという考え方が市のスタンスです。

公園の入口や掲示板に「生き物の採集禁止」と書かれている場合は、それに従います。掲示がない場合でも、管理事務所へ問い合わせると確認できます。

緑区内の公園については、緑土木事務所(052-621-1301)が管理窓口です。行く前に一本確認しておくと楽ですよ。

雑木林に見えても入れない場所の見分け方

迷いやすいのが、「雑木林に見えるのに入れない」というケースです。道路沿いに木が生えていても、私有地や管理区域であることは少なくありません。

私有地

所有者の許可なく入ると不法侵入になります。

保全緑地・保護区域

自然保護を目的とした区域は採集が制限されます。

管理柵のある緑地

整備目的で区切られていることが多く、入口以外から入れません。

地図アプリで「公園」と表示されていても、夜間閉鎖している場所や、管理棟がある区域に近い部分は立入時間が決まっていることがあります。

夜に出かけるときの明るさと足元の準備

クワガタは夜間に樹液に集まることが多く、日没後に動くほうが見つけやすいのは事実です。ただ、林の中は街灯が届かない部分が多い。

  • ヘッドライトか手持ちライトを必ず持つ
  • サンダルではなく靴底のしっかりした靴で行く
  • 草が深い場所は長ズボンが無難
  • 複数人で動くか、単独なら誰かに場所を伝える

足元が見えにくい状態で斜面を歩くのは思った以上に危ないです。子どもと一緒のときは、整備された遊歩道の範囲を先に把握しておくと動きやすいですよ。

樹木を傷めないために意識したいこと

樹液が出ている木は、傷がついていることで滲み出ています。その傷をさらに広げたり、樹皮をはがしたりすることは、木を枯らす原因になります。

樹液の出ていない木を傷つけて採集しようとするのは、マナー以前に木への負担が大きい行為です。次の季節にも同じ場所で楽しむ余地を残すために、見つかった木に手を加えず観察するほうがいいと感じています。

住宅地に近い場所で気をつけたい行動

緑区は住宅地と雑木林が隣接しているエリアが多いです。夜間に懐中電灯を持って歩く姿は、近隣からは不審に見えることもあります。

みきお

住宅地に近い夜は、声のトーンと駐車場所も気にしておくと安心です

駐車場のない場所に路上駐車していると、近隣住民への迷惑になります。駐車場が確認できる公園や施設を起点に動くのが、わたしには合っています。

採集後に困りやすい飼育の話

持ち帰った後のことも、行く前に少し考えておくと後で楽です。クワガタはカブトムシより寿命が長く、種類によっては数年生きます。

STEP
飼育ケースとマットを準備する

100円ショップでも入手できますが、蓋のロックが甘いと逃げます。

STEP
捕まえた数を家族と相談して決める

飼える数以上に持ち帰ると、管理が難しくなります。

STEP
飼えない分はその場で放す

捕まえた場所に戻してあげるのが、名古屋市の公式な考え方です。

うちの子どもたちも以前は「全部持って帰りたい」と言っていましたが、オスを1匹だけにするとか、3日間くらい家で飼って自然に返してあげるとかしていました。

緑区で公式情報を確認できる窓口

行く場所が公園なのか、緑地なのか、保全区域なのかで管理元が変わります。迷ったときは次の窓口が確認しやすいです。

確認したい内容問い合わせ先
緑区内公園の利用ルール緑土木事務所(052-621-1301)
大高緑地の夜間立入大高緑地管理事務所(052-622-2281)
戸田川緑地のイベント申込戸田川緑地管理センター(052-302-5321)

電話一本で「夜間の利用は可能ですか」と聞くだけで済むことが多いです。現地で迷うより、事前に確認しておくほうが動きやすいですよ。

情報は更新時点のものです。最新情報は公式サイトもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

「ミドリノワ」ミキオ

名古屋市緑区在住のミキオです。地域情報メディア『ミドリノワ』で、地元で役立つ情報を発信しています。

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